タイヤインプレッション

PIRELLI  CINTURATO P7+スバルレガシィツーリングワゴン2.0i BP-5

2012.08.06
車種
スバルレガシィツーリングワゴン2.0i BP-5
新規購入タイヤ
PIRELLI CINTURATO P7 205/55-169 1H
交換前タイヤ
YOKOHAMA DNA ECOS ES300 205/55-169 1H

購入の動機

DNA ECOS ES300が使用限界になったため

選択理由

以前インプレッサターボGDAでP-Zero Neroを履いていましたが、生涯で一番官能的なタイヤでした。P-Zero はビルシュタインテクニカルセンターのインプレッサGDBを試乗して感動してP-Zero Nero購入しました。それ以来PIRELLI ファンです。

このタイヤの感想

DNA ECOS ES300の乗り心地突き上げ感が強かったのを嫌っていました。安いエコタイヤとしては合格でしょう。但し味が無く、つまらないのでPIRELLI CINTURATO P7を選択しました。

その他の投稿内容

ピレリ Cinturato P7純正タイヤとして採用されている車種は、アウディA4/A5、BMW 1/3シリーズ、メルセデス・ベンツEクラス、ボルボS60等です。
生産国はルーマニア製で2011年12週のタイヤでした。スバルディーラーで組み込み。
メカニックには、ノーマル空気圧+0.1上げて下さいとお願いしておきました。愛想よく完了の報告をしてきたメカニックさん。
料金を払いクルマに乗り駐車場を出る1mで違和感が・・・妙にステアリングの抵抗が多い、サイドウォールの撓みも固め、また空気圧が高いなと分析して、100m先で止めマイエアーゲージ計測。
外気温11度でメーカー指定の空気圧、前後2.2が4輪とも2.8入っている。即座に2.3に落としました。
その状態で、走行抵抗は多いです。エコタイヤなのにDNA ECOSより走行抵抗が多いタイヤです。
エコタイヤ性能は信じない方がいいです。走った感覚がレガシィやインプレッサの純正採用POTENZA RE050に近い状態です。路面状態で音がよく変わります。
これは欧州タイヤの美点で路面の変化を伝えてきます。高速も欧州の70db車外音量制限クリアしているタイヤです。
P7より30パーセントの音量が下がっているとか・・・乗り心地もサイドウォールが固いDNA ECOSより上です。突き上げ感を抑えています。
制動もRE050レベルですので、旅好きなレガシィユーザーにはお勧めです。コーナー性能はRE050よりすこしマイルドですが、どっしりとした直進性があります。
なで肩のタイヤですので、巡航時はセンター付近の反応は少しスローな感覚ですが、切り込んだり荷重移動やアクセルを踏む量が増えると性格がスポーティに変わりますので、そこが楽しいですね。
住宅街のキツイ曲がり角はステアリングの切れ角がかなり増えましたが、速めのアベレージでは、好印象です。国産タイヤ以上のウエット性能で、雨の日は楽しいタイヤです。
高速、毎週通るホームコースのワインディングも走りましが、時速80km/hでウエット路面で、縦溝のある路面でフラフラ取られる事が発覚!FRだと危ないでしょう。
今までDNA ECOSやBLIZZAK REVO GZ では感じられなかった現象です。ここが弱点ですね。
それ以外は今の所いいタイヤです。ドイツAutoBild誌のタイヤ50銘柄テスト-制動距離比較日本のタイヤも出ていますが、CINTURATO P7も好成績です。
225/45R17 100km/hからのドライ制動とウエット制動Pirelli Cinturato P7 35.1m45.3mOKブリジストンPOTENZAS001 36.5m45.4mOKブリジストンのPOTENZA S001は純正採用が多いPOTENZA RE050の進化バージョンです。
PIRELLIの美点は、荷重移動を意識しているドライバーには楽しいタイヤです。
国産ハイグリップタイヤみたいに、コンピューターゲームの様なステアリングだけで運転する方には向きません。
ユーザー層は、サーキットは走らない、ドライブ、高速道路等でポテンザRE050レベルの性能のタイヤが欲しい方向けでしょう。

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