ホイルバランス

ホイールとタイヤの最適な位置を捜し、
その場所に合わせたバランス調整を正確に行います。
当社が誇るホフマン社のバランサーには「オプトライドプログラム」という機能 がついています。 これは一言で言えば、「ホイールとタイヤの最適な位置を捜し、その場所に合わせ てバランス調整する」機能です。 ホイールとタイヤのそれぞれの重心を、最適に組み合わせるようにコンピューター が計算、その組み合わせ位置を分かりやすく表示してくれます。
ホイールとタイヤのそれぞれの重心を、最適に組み合わせるように コンピューターが計算、その組み合わせ位置をわかりやすく表示してくれます。
ホイルをバランサーにセットしスタートボタンを押す
ホイル単体をバランサーにセットします。
オプトライドプログラムのスタートボタンを押します。「OPT1」がディスプレーに表示されます。
バルブ位置をシャフト真上に正確にセット
手で回してバルブ位置をシャフト真上に正確にセットしOPボタンを押します。
「OPT2」がディスプレーに表示されます。
ホイル単体のみバランス測定します
(1回目の測定)
測定が始まり測定後に「OPT3」がディスプレーに表示されます。
タイヤをホイルに装着、規定の空気圧にします。
タイヤをホイルに装着、規定の空気圧にします。
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。 手で回してバルブ位置をシャフト真上に正確にセットしOPボタンを押します。
「OPT4」がディスプレーに表示されます。
タイヤ・ホイルのバランス測定します(2回目の測定)
測定が始まり測定後に「OPT5」がディスプレーに表示されます。
シャフトの真上にセットしチョークで1本線をタイヤに印ます。
タイヤ・ホイルを手で回し、ディスプレーに表示されている「縦の1本線」の部分がシャフトの真上にセットしチョークで1本線をタイヤに印ます。
「OPT5」がディスプレーに表示されます。
タイヤの位置を180度ずらします。
チェンジャーを使用してタイヤに印された1本線の部分がバルブ位置に来るようにします。つまりタイヤの位置を180度ずらします。
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。 手で回してバルブ位置をシャフト真上に正確にセットしOPボタンを押します。
「OPT6」がディスプレーに表示されます。
タイヤホイルのバランス測定します(3回目の測定)
タイヤホイルのバランス測定します(3回目の測定)
チョークで2本線をタイヤに印ます。
上記3回の測定の結果、「最適な位置」がディスプレイーに表示されました。
タイヤ・ホイルを手で回し、ディスプレーに表示されている「縦の2本線」の 部分がシャフトの真上にセットしチョークで2本線をタイヤに印ます。
タイヤに印された2本線の部分がバルブ位置に来るようにします。
チェンジャーを使用してタイヤに印された2本線の部分がバルブ位置に来るようにします。この位置こそがコンピューターが演算したタイヤとホイルのベストマッチングの位置なのです!
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
タイヤ・ホイルのバランス測定します。(4回目の測定)
タイヤ・ホイルのバランス測定します。(4回目の測定)
ディスプレーに 内側:5g 外側:20g が表示され、バランスウェイトを貼付ます。
バランスウェイトを貼付後もう一度測定。
バランスウェイトを貼付後もう一度測定。
ディスプレーに 内側:0g 外側:0g が表示され、バランス調整が完了したことを示します。
弊社でタイヤ購入頂いた方のみに提供する、新品タイヤ へ交換作業する際の、有償での追加サービスです。
サイズ | 数 | 金額(税込) |
---|---|---|
10~15インチ | 1本 | 3,500円 |
16~18インチ | 1本 | 4,000円 |
19~20インチ | 1本 | 4,500円 |
21インチ以上 | 1本 | 5,000円 |
代表取締役柿添社長三ツ元氏 竹内氏
ホフマンジャパン社にて撮影(2009年3月)
皆様こんにちは、ホフマンジャパンの竹内です。
「オプトライドプログラム」について説明いたします。
「オプトライドプログラム」は、ホイールのバランス測定結果に基づいてタイヤとリム を互いに振れを打ち消すような最適な位置(タイヤの回転状態が最も良好となる位置)に組み合わせるための機能です。このオプトライドの作業は、ホイルのラジアル方向とラテラル方向のランナウト及びフォースバリエーションを減らし、結果としてバランスウエイトの量も減少させることもできます。
まず、ホイル単体のみのバランス測定(1回目の測定)、これでそのホイル単体のアンバランスをバランサーに認識させます。
タイヤを組んでのバランス測定(2回目の測定)で先ほどのタイヤ単体の測定とどれだけアンバランスの量が変化したか、しなかったかをバランサーが認識します。
※ご注意
「オプトライド」と「ミニマイゼーション」とは違います!
この「オプトライドプログラム」に似たような位相合わせは随分以前からされていました。
例えばホイル単体で測定し、表示されたアンバランスに修正のバランスウェイトを付けて0g合わせにします。ウェイトの位置によってそのホイルの軽い部分重い部分がわかります。
次にタイヤを組んでタイヤホイルで測定。それで 表示されるアンバランスはタイヤ単体のアンバランスだと判断します(なぜならホイルは0g合わせしているので)。
ウェイトの位置によってそのタイヤの軽い部分重い部分がわかります。そしてタイヤをズラしタイヤの重い部分をホイルの軽い部分を合わせます。このようにしてもう一度バランスを取るとタイヤとホ イルの重い部分軽い部分が相殺されて修正のためのバランスウェイト量は少なくて済みます。このような作業を我々は「ミニマイゼーション」と読んでます。つまりバランスウェイトの最小化です。
リムにあるアンバランス(重い部分)の位 置とタイヤにあるアンバランス(重い部分)の位置を反対に組合わせることで、各々のアンバランスが互いに打ち消し合い、バランスウエイトをできるだけ小さくすることができます。
「ミニマイゼーション」と「オプトライド」は別物だとご理解下さい。どちらが良いとか優れているとかではなく別物です。