競技スキーをやっている関係上、冬期はかなり雪道を走ります。しかも、夜行の移動も多く、凍結した道路もたくさん走ります。家が東京で、新潟や長野の往復に高速道路もかなり走ります。屋根にはジェットバッグを積み、その中とラゲッジは荷物満載、人も3〜4人乗るという状況で移動することがほとんどです。1シーズン(12〜3月)で6000キロは走ります。このような条件のもとでインプレッションを述べます。
まず、DS-1を選んだ理由です。
BSのMZ-02が評判が良かったですが(仲間内で)、人と同じは嫌という性格と価格が問題でした。(笑)ここ一番!という時にグリップして欲しいということで、海外製品よりも日本を知り尽くしている?国産のものにしました。(店員さんのアドバイスによります)ヨコハマのスタッドレスとDS-1が同じ価格帯で迷いましたが、デジタイヤというところに興味を持ち、DS-1にしました。サイズは185/65R14です。(純正サイズ)タイヤの減り具合は距離と飛ばしたわりには、少ないと思います。デジタイヤの効果かな?あと2・3年は間違いなく使えそうな勢いです。(夏は夏タイヤに履き替えます)劣化についてはまだコメントできません。
まず、舗装路でのインプレッションです。
このタイヤをはいた瞬間は走行音がかなり静かになり、乗り心地も良くなった印象を受けました。その原因は、スタッドレス特有の柔らかさからくるものであると思います。
早速例の条件のもと、高速で120km/h位(平均でこのくらい)で走ったところ、(中央高速や関越・上信越でのことです。)レーンチェンジを私は非常にゆったりするので、特にタイヤがふらついて恐いといった印象はありませんでした。たまにその速度を何十km/hかオーバーしましたが、タイヤに不安を感じる事はありませんでした。
首都高で飛ばすのはかなり不安があります。ここで私は90km/hくらいでタイヤのよれを感じ、タイヤがグニャーっとなり、恐くて7〜80km/hでしか走れません。(人の命を預かっている以上、無理はできません。)
一般道では特にこれといった問題や不安はありません。スタッドレス特有の安定感や雨天時のグリップ力については、可もなく不可もなくといったところでしょうか?
MZ-02と比較できれば良いのでしょうが・・・。
ここからは雪道あるいは凍結路でのインプレッションです。
最近はスタッドレスによって踏みつけられて、路面がつるつるになっていることが多いです。そういったところでは荷物満載の車にとって、タイヤの溝を食い込ませやすくグリップしますが、その反面、下りで滑ったら立て直すのが大変です。
雪道ではおとなしく走るので恐い思いはなかったです。凍結した上に雪が積もった状態なら多少飛ばせます。でも、下りは飛ばしたことはありません。下りでどれ程グリップするかなんて正直わかりません。どんないいタイヤをはいても滑る時は滑ります。スタッドレスなら大丈夫とは思っては危険です。雪が20cm位積もった駐車場もノーチェーンで走れました。それは4WDであることが一番の要因と思いますが。ちなみにノーチェーンで1シーズン越せました。
1度だけ滑って恐い思いをしました。人が歩いても転ぶ位の凍結路です。夜中の2時くらいでした。ゆったりした右カーブの下り坂です。テールが突然グリップを失い、カーブの外へ滑り出し、慣性ドリフト状態に・・・。カウンターをすかさず充てて、お釣りを1度だけもらいながら立て直すことができました。雪道や凍結路は滑ったらブレーキではなく、勇気をだしてアクセルを踏んでカウンターを充てる方が事故を回避出来る可能性が高いです。でもこれはケースバイケースなので難しいです。アクセル踏んで事故になることもあるかもしれません。その際に責任はとれませんので、あしからず。
以上インプレッションでした。
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