極めて激しい走行ノイズはタイヤのせいだった!!
7年乗ったレガシィワゴンGT(BF5)から、2000年7月に現行レガシィGT-VDCに乗り換えました。前の車で昨年、上記ホイールとタイヤを購入し、約2500kmしか走行していないので、新しい車に付け替えました。
7/20に新車が納車になり、純正のタイヤ&アルミで約200Km走行し、静粛性に感心していたのに、ドラゴに履き替えたとたん、激しいロードノイズに見舞われ、ショックを受けました。前の車ではエンジンノイズ等も含め全体にうるさかったのですが、その大部分がタイヤのせいだった事がはじめて分かりました。
全く激しいノイズで、「グォーン」とキャビンにこもる圧迫感のある音です。タイヤがこんなにも激しいノイズを出すのか、と驚いています。ノイズは時速20Km付近で始まり、40〜50km/hでピークに達し、それ以後徐々に高周波音に変わり、100km/h以上になると聞こえなくなります。制動時には、ちょっと強めのブレーキングをすると、停止寸前まで低い音質のノイズが強く出ます。このとき、ごろごろという振動もステアリングやペダルに伝わってきます。
(繰り返しますが、新車ですし、アライメント・ホイルバランスもチェック済みです) あまりにもひどいので、どうにかならないかと思い、村上さんのWebを参考に、空気圧を指定値の前後2.2から2.5に上げてみました。乗り心地が若干固くなり、ノイズの発生する速度域が約10km程上にシフトしました。気温の高い日に長時間走行するとノイズが若干軽減する気がします。おそらく温度による圧変化の為でしょう。それでも、市街地走行の大部分の速度域でうるさく、妻や子供も「うるさい車になった」と言っています。
せっかく静粛性で評価のいい新車でマッキントッシュ製オーディオも搭載しているのに、タイヤのせいで台無しです。タイヤ変更しただけでこんなにも影響を受けることを初めて知りました。
このタイヤが身上とするWet性能には満足しており、路面上の水たまりを通過しても抵抗を感じません。ドライでも、高速道路で100km以上の速度になると、安定感が高くノイズも少なくて信頼できる気持ちのいいタイヤなのですが。
実は前の車でドラゴを履く前は、P6000を純正BBS15インチアルミに履いていました。今思えば、これも似たようなノイズを発していた気がしますが、このときはアライメントの狂いから変摩耗したあげくパンクさせてしまったので、タイヤの性能を正しく評価できない状態でした。
いずれにしても今はドラゴの我慢できない程のうるささに悩まされています。純正のホイールは、組み替えてスタッドレスを装着し、純正タイヤは廃棄するつもりだったのですが、秋になったらドラゴを廃棄し、来春からは純正タイヤに戻すことにしました。
同車種でミシュランGTXビラージュで同じ様なインプレをされている方がいましたが、レガシィGT-VDCは拾ったロードノイズがキャビンにこもり、反響しやすいシャーシ特性なのかもしれません。この方はダンロップSP9000に変えて満足されたようですね。私はブランドとしてのピレリに若い頃からの憧れもあり、「P6000やP-Zeroロッソにしたらどうなるのか?」と懲りずに期待してしまいますが、賭けをする勇気はありません(ロッソはサイズもありませんが)。
ダンロップではフォーミュラSS001という変わったパターンの新製品が出ているようですが、村上さんのところで販売実績はあるのでしょうか?かつてコンチで、アクアコンタクトという同じ様な形状のタイヤがありましたが、余りにも高価で手が出ませんでした。このSS001、今後サイズ拡充の可能性はあるんでしょうかねえ。もう、ピレリはやめようかなあ。
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