大変満足しました。大きな欠点はロードノイズ。
それまで履いていたポテンザRE711のスリップサインが近いので、買い替えを決意しました。馬力のある車(チューンして約300馬力)ということ、通勤で峠を通るため、多少乗り心地や騒音を犠牲にしても、ハイグリップなタイヤを選択してきました。
国内メーカーのハイグリップタイヤは大体履いてきたので、今回は外国メーカーも選択肢に入れました。最終的に3つの候補が出揃いました。
ダンロップ フォーミュラRSV98スペック
ミニレースにも使われるほどのハイグリップだそうですが、溝が浅く、ウェット性能やライフに不安がある。
ファルケン アゼニス
こちらもミニサーキットによく使われるそうですが、ウェットにだいぶ不安があるトレッドパターンである。
ミシュラン GTXヴィラージュ
外国メーカーでハイグリップをうたい文句にして、15インチがあったのはこれだけだった。排水性もよさそうだ。
というわけで、ミシュランGTXヴィラージュにしてみました。
後輩が勤めているタイヤショップ(ダンロップが中心だが、他メーカーも取り寄せてくれる)で見積もりしたところ、「ミシュランは高い」のイメージを覆す値段を提示されたので、即決。
1週間後装着。タイヤトレッドのパターンは独特で、サイドウォールもなかなかカッコいい。ただ気になったのは、タイヤトレッドが左右非対称なのに、アドバンネオバのように、左右別々のタイヤが存在しない事。これっていいのでしょうか?(ミシュランの方の意見をぜひ聞いてみたい。)
最初の慣らし、皮むきも終えて、いよいよ通勤での実力調査です。
まずグリップに関しては、車のパワーにも負けないほどのハイグリップでいい感じです。これならサーキットでも使えるかもしれません。レスポンス・コントロールともに機敏です。この点は満足です。
ロードノイズに関しては、残念ながら失格です。ゴーゴーうるさいです。ハイグリップタイヤだから仕方ないのですが、ポテンザRE711の方が静かでした。カーステのボリュームスイッチを、いつもより2ノッチ上げました。
ウェット路面では、街乗りは問題ないのですが、高速道路ではハイドロが起こったりして少し不安でした(飛ばしすぎ?)。排水のための溝は工夫しているようですが、ブロックパターンが大きいため、仕方ないかもしれません。
ライフに関しては、峠道を通うせいもあるのですが、かなり短いです。1万キロほどでもうスリップサインが近いです。でも、「消しゴム君」といわれるポテンザよりもいいです。
結論としては、グリップがよいことでは大変満足しました。大きな欠点はロードノイズです。
今年のミシュランのカタログからは、GTXヴィラージュが消えていました。残念です。実売期間は短かったように思います。
今年またタイヤを買うので、またいろいろ研究して投稿します。
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