ピレリに対してミシュランの惨敗
こんにちは、村上タイヤ様。
いつも拝見させて頂いております。
早速ですが、先日スタッドレスタイヤを購入しましたので、インプレッションを報告させて頂きます。
使用実態:年間走行距離:約11000km
(冬季スキー場往復:約9000km、春〜秋:約2000km)
スキーは信州が主ですので、90%が高速道路での使用となります。残り10%が圧雪路&凍結路使用です。
インプレッション:
@タイヤノイズ:
夏タイヤでの評価と同様、タイヤノイズはピレリに比べてミシュランが圧勝で静かです。オーディオやエンジン音も明確に聞き取れます。
A高速性能:
結果からいうと、私はピレリの方が好みです。ミシュランのグライスはショルダー部が柔らかすぎてロールが大きく、またロールの収まりも悪いように思われます。直進時の乗り心地は良いのでしょうが…。ちなみに駐車時に横方向から手で押した場合、左右の揺れ幅はピレリの約2倍ほどありそうです。斜めに押すとコマ状に回転するように揺れますし…。(←これが最悪)進路変更の初期には微妙にアンダーステアが出て、後期にはオーバーステアを感じます。トレーラを追い越す際にも負圧を受けて微妙に左右へのステアが発生します。ピレリでは140km/h巡航も普通でしたが、ミシュランでは110km/h以下で巡航しないと恐いです。天下のミシュランとしてはちょっと御粗末では?私的には不合格です。
B雪上性能:
2001年12月22-24日、湯田中−志賀高原横手山の往復で確認しました。上林−旭山で若干の凍結路、残りは圧雪路という状況です。上りでは凍結路・圧雪路ともにピレリとの大差無し。下りでは凍結路のコーナーで慎重を要します。上記の柔いショルダー部の影響か?圧雪路はピレリとの大差無し。
最終的にはタイヤノイズ以外、ピレリに対してミシュランの惨敗と判断します。カタログの内容では期待していたのですが残念です。もう売り飛ばしてピレリを買い直そうと考えています。
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