グリップしなさ加減には、困ってます
初めまして。
発売間もないBSのポテンザGVを(フロント2本のみ)買いました。
とにかくこのGVのグリップしなさ加減には困ってます。
この状況を話したいのでインプレいたします。
現在の仕様は、
(F)235/45R17のポテンザGV
(R)255/40R17のTOYOトランピオ ギューン(4分山)です。
前後共ギューンの時はややアンダーステアだったので、トランピオ ギューンよりグリップの良いポテンザGVに交換することでオーバーステア傾向にすることができるだろうと思っていました。
ところが、予想とは反対にさらにアンダーステアになってしまいました。
ギューンはケーシング剛性が弱く、荷重を掛けた時にグニャっとよれてタイヤの横まで接地していたのですが、そこから踏ん張ってくれる感じでした。 タイヤからのインフォメーションがはっきり伝わってくるので限界付近でのコントロール性は良く、滑りだしも緩やかで、最初にタイヤがよれる事を分かっていれば、雨の日でも安心してアクセルを踏んでいけました。それに柔らかいということで、乗り心地も良かったです。値段もお手頃!!
さて、天下のBS様の新製品は、トランピオ ギューンより優れてるに決まってると思って、いつもの様にカーブに突っ込んでいったところ、ブレーキで前荷重にもっていきハンドルを切って曲がりたい方向に向けようとしたところから、タイヤがズルズルと滑り始めて対向車線に出そうになりました。。。
おそらくポテンザGVは、ケーシング剛性が高いので横まで接地するなんてことは全く無いのですが、コンパウンドがとても柔らかいことと、ブロックが小さいということで、中高速でのコーナリングではブロックが動いてしまって滑っていくのだと思いました。
その反対に2速で小さく曲がるような所では、グイグイ曲がっていくのですが。。。ケーシング剛性が高いということで、乗り心地は悪くなるかというと、さほど気にするほどでもありませんし、ハンドルもかなり軽く感じます。逆に軽くなりすぎて、タイヤの接地感がつかみにくいほどです。ちなみに、ロードノイズは気にならないですね。
まだ、交換して3日しか経っていませんので、ギューンとの違和感ばかりを感じている段階です。最初は、タイヤ表面に酸化防止のワックスが塗ってあって滑るもんだと思っていましたが、皮むきしても挙動は多少良くなる程度なので、こういう特性なんだなぁという感じです。予想としてはポテンザGVは、5分山辺りからが一番おいしくなるのではないかなと思います。
ポテンザというブランドに期待し過ぎてたのかもしれませんが、印象は良くなかったです。 まぁ、前後の銘柄が違うので仕方がないのかもしれません。。。
2月辺りで後ろもポテンザGVに交換しようと考えていますので、前後同銘柄にした時に、どう変わるか楽しみです。
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