マイルドでバランスのとれた良いタイヤ
村上様
いつも貴社のインプレを楽しく拝見させていただいてます。
インプレッション:
純正タイヤでの轍とられの解消と、良い乗り心地の実現のため、タイヤの交換をしました。現在 交換後約3000キロ走行の報告です。
他のスカイラインオーナーに較べておとなしい走りの私(ほとんど街乗り)には、ハイグリップタイヤでないタイヤの乗り味はどんなもんかと、サイズや価格と合わせ各種検討してまいりましたが、サイズを小さくして(225から215へ)以前ソアラのツインターボに乗っていた時に履いていたP4000のジェントルな印象と、アウデイ80に乗っていたときに履いたピレリスノースポーツのスタッドレスにしては中々のドライ路面でのしっかり感に基づき、P6000にする事にしました。
P6000の印象は、純正に較べてサイズが小さく乗り心地重視の設計のため轍とられはかなり解消されました。走行騒音は、静かさも売りのタイヤですのでもっと期待しましたが、低速及び高速でも大差ないですね。純正タイヤの設定はなかなかと見直しました。 グリップについては、剛性感が純正よりあきらかに低いのですが、私の乗り方(街乗り主体)では、なめらかでしかし粘るような安心感があります。純正はきれで曲がる感じでした。乗り心地はダンピングの効いたとでも言ったらいいのでしょうか、段差の通過での突き上げがマイルドになりました。
高速走行(160キロ以上)でも全く不安感なく、安心してアクセルが踏めます。雨のグリップについては、通常走行は同じく不安感なしで雨中の高速走行については未消化なのでなんとも言えません。前述しましたように、絶対的なグリップは純正がリードしてますが、街乗り主体で高速移動がほとんどの(サーキットや、峠などで激しく走らない)方にとっては、全体的にマイルドでバランスのとれた良いタイヤだと思います。
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