交換後、走り出して静かさを実感。

雨のグリップは、RE-010と同レベル。冠水した路面では、かなり安定(排水性能が高い)。

ワインディングではグリップの変化が穏やでコントロールしやすく、運転に余裕ができ、ヒールアンドトゥも楽々で気持ちいい。 (RE-010は突然、崩れる、それはそれで面白いが) 突き上げなどは、見事に吸収。びっくり。感心。

路面によるノイズ変化が大きくRE-010よりウルサイこともある。最も期待した高速道路での静粛性は、期待はずれでウルサイ。デジタル的な微振動は不自然で馴染めず×。

まだ、300km程度しか走ってないので、今後の変化に期待。空気圧も再調整しなくては。

ところで、タイヤ選びは、車にあわせてトータルで考えるべき。ハイパワーで硬いサスの車に、コンフォート系タイヤを履かせて不満述べたとて、それは選択した個人の責任。タイヤのせいにするのはお門違い。ハイヒールを履いて陸上競技で怪我をするようなもの。

「ブリジストンは、もっともっと快適なタイヤが作れたのに、大切な性能を犠牲にしないため、あえて乗り心地のレベルを落としたとしか思えません。」

は、言い換えれば、「ナイキは、グッチよりオシャレなハイヒールを作れたのに、大切な性能を犠牲にしないため、あえて運動靴しか作らない」ということなのでしょう。

************************************

(2002/09/26)

ホンダトルネオEuro-RにDUNLOP SP9000、その後のインプレッション

空気圧を再調整後、さらに1000km程度走りました。

高速での静粛性は期待ハズレでしたが、スポーツタイヤと思えば満足なレベル。実際、スポーツタイヤとしての性能は素晴らしいものがあります。

直進安定性が高いので、ワダチにステアリングを取られることが少なく、高速道路でのレーンチェンジも安定してます。

直進が優れていると、コーナリングが心配なのですが、実は更にいい。まるで、レールに乗っているかのように、綺麗に回ってくれます。

グリップは、縦よりは横が強いと思います。制動に関しては過信できません。

ワインディングを攻めていると、最高に楽しい。自分の車が更に好きになってしまうタイヤです。