千葉のHN「ときちゃん」です。
DNAGP購入より3万キロ、山もまだ4〜5分山程度残っていましたが、少しづつグリップの落ちを感じ始めていた頃、普段お世話になっているディーラーさんより、BS社のタイヤフェアがあるとの事。少々勿体無い気もしながらも、ポテンザに格上げ?されたG3にも興味があり、思い切って4本ともポテンザG3にしてみる事にしました。(RE01は、予算的にきつかった為とも言えますが・・・)ただし、村上タイヤさんでのインプレッション報告、他のサイト掲示板等での書き込みから、ややコーナーで頼りないかもしれない不安はありましたが。
さて、換えていきなり、感触の違いに戸惑いました。ポテンザの冠が付いている割には、覚悟していた以上にかなりソフトな印象です。(ポテンザは、身内にRE711付けている者もおり、自身もRE71経験者)BS担当者さん(現場にいましたので)に訊ねた所、ケースはG2より強化されてるとの事でしたので、やはりコンパウンドの柔らかさのようです。
路面状況の掴みやすさでは言えば、装着初期ではDNAGPの方が上、1万キロ以上走行で山が8分山程度以下になってくると、だいぶ伝わる様になってきてる感じです。設計段階から、山が減ることを前提にして製造している、と言う事でしょうか。ですが、個人的には、装着当初からもう少し硬くてもいい気がします。
グリップは十分ですね。コーナー限界域でのグリップ感は、明らかにDNAGPより上です。タイヤが踏ん張っている感触が伝わってきます。ただし、ステアリング切り始めにややヨレるのは、ポテンザらしくな気がします。そこからぐっと踏ん張っていくのですが、慣れるまでは違和感あります。ステアリング初期の応答がいいだけに、直後にぐぐっと沈む感じは次回製品で改善して欲しいですね。
この辺の素直さは、DNAGPの方が違和感無く付き合える感じです。縦方向の剛性はやや今一歩でしょうか・・・、もう少し欲しい所ですね。高速走行では、コンパウンドの柔らかさが災いするのか、当初は少々ふわふわした感じです。これも、山が減るに従って消えていきますが・・・
静粛性は、まずまずのレベルですが、山が減ってくるまでは60キロ近辺でのノイズがかなり大きいです。構造上の問題みたいですね、それ以外の速度域では入ってこない音ですので。(現在7分山程度で、まだ少々入ってきます)雨天性能は、DNAGPに軍配を上げておきます。無茶しなければそうそう破綻しませんが、濡れた路面で上り坂等で発進時に荷重が抜けると、一瞬ホイルスピンします。
対ハイドロはDNAGPより上かもしれませんが・・・減りに関しては、1万5千キロ走行で7分山残りです。(通勤7割、高速1割、やんちゃ2割)
通常走行では、クセもなく、バランスも取れていてグリップも良いタイヤです。しかし、ポテンザと言う事で走りに過剰に期待すると、そこまでのスポーツタイヤではないかもしれません。
限界は、値段の割りには以外と高いので、攻めて走れない訳ではないのですけど。印象としては、このタイヤも中量級以下の車の方が合う気がします。小々クセはありますが、コントロールはいいですので、ロングドライブで気持ち良く走る、それ程飛ばさないけど、コントローラブルに走る人には合うと思います。
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