(2003年2月27日掲載)
村上様、
前にアドバイスを頂いた00です。今日新しいタイヤに履き替えました。 LM702かビューロかで最初迷いましたが、結局、ミシュランに戻ってしまいました。ビューロが13.800円、プライマシーが13.200円という値段が出たので、約1.5キロ軽量と言うこともあってプライマシーを選択しました。簡単ですが、お礼の気持ちも込めてインプレッションをお届けしたいと思います。(もしサイトにアップしていただける場合は匿名匿住所でお願い致します)
まず見た目は、良くなりました。 15インチでも決して小さくはないと思うのですが、最近の傾向でホイールの大径化が進み、大きなホイールに見慣れてしまったので、やっとごく普通に見えるようになったというべきでしょうか?
静粛性ははっきり向上しました。加速時のエンジン音がよく聞こえるようになり、60キロで流している時もロードノイズのボリュームは小さくなりました。
一方、ステアリングの反応は少しマイルドになりました。いつものコーナーを抜けていく時に、以前のタイヤよりステアリングの舵角が余計に必要になりました。切り始めの反応が鈍くなった、という感じです。いったん曲がり始めてしまえば、それなりにリニアな感覚を残しています。
まだ、おろしてから30数キロしか走っていませんので、もう少し距離が伸びてからまたレポートしたいと思います。
ところで、このプライマシーはフランス製で製造が2000年の33週が 3本、2001年の24週が一本というロットでした。あまり装着例が多くないサイズですので、こんなものかと解釈していますが、2年半前の製造のタイヤはどちらかというと古い方に入るのでしょうか。また、タイヤの消費期限?というものがもしあれば教えて下さい。私のところに来たタイヤは、ちょっと粉を吹いていて、バリも結構多かったです。フランス製ってこういうものなんでしょうか?
いろいろお世話になりました。今後とも村上様のサイトに注目して参りたいと思いますので、また何かの機会によろしくお願い致します。では、失礼致します。
(2003年7月26日続編)
村上様、
ご無沙汰しております。今年2月にインプレッションを掲載していただいた三0です。集中豪雨大変なことでしたがいかがお過ごしでしょうか。
さて、セイバー+プライマシーですが、現在まで約7千キロを走行し、印象も少し変わってきましたので、再びレポートさせていただきます。
当初気になったステアリングのレスポンスのマイルド感ですが、全く気にならなくなりました。車のアライメントに合わせてトレッドが減り、一皮むけたせいでしょうか。また、ミシュランによく言われることですが、乗り心地のごつごつ感も装着直後より、現在の方が少なくなり、むしろ極ソフトに感じられるようになりました。
これは、走行2千キロくらいから実感できました。また、転がり抵抗も少ないせいか、燃費も若干向上しました。グリップは、必要にして十分です。よほど急加速、急減速しない限り、タイヤが鳴くことはありません。高速コーナーでも安心感があります。
先日、少し走りすぎましたが、7千キロ走行後で前後ローテーションを行いました。フロントに比べて、リアのショルダー部はまだまだバリが残っているほどです。というのか、アライメント(ネガティブキャンバー)の関係からか、リアはトレッド外側の1センチほどが常時接地していないようです。ブロックパターンの偏摩擦などはなく、騒音も問題ありません。このあたりは、ミシュラン伝統の美点だと思います。
以前、国内トップメーカーの、比較的低いグレードの65扁平タイヤをトヨタカムリに履いた時、数千キロでいつの間にかリアタイヤが偏摩擦し、ローテーションしようとフロントに廻すと騒音振動がひどくて耐えられなかったことがありました。ミシュランMXTあたりのサイプがショルダー部に入ったタイプではそのようなことは起きず、それ以来、ミシュランを信頼し愛用しております。
総合的に見て、ホンダセイバーにぴったり合った性格のタイヤだと感じられて大変満足です。当初選択に迷いがあって不安でしたが、結果的に良かったと一安心です。
余談ですが、インスパイア/セイバーは、最近モデルチェンジされましたが新型には、プライマシーの同サイズが純正装着されていると聞きました。我ながら、先見の目があったのでは?と自己満足しております・・・
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