結論から言うと、悪くないかなぁ  
                           
                          金沢のスズキと申します。  
                           
                          久しぶりにタイヤを履き替えましたので、インプレッションを送らせていただきます。  
                           
                          正直なところ、シトロエンにはミシュラン、という固定観念のようなものを持っており、他社のタイヤへの履き替えにはかなり抵抗がありました。しかし、ピレリが得意なお店だったせいもありミシュランの仕切値がかなり高価で、予算面の兼ね合いからP3000Eを選択してみました。 
                           
                           
                          村上さんのHPでも定評があるようでしたし、ここは一つ試してみようと思いました。結論から言うと、悪くないかなぁと思います。価格を考えれば、満足といわないといけないでしょう。 
                           
                           
                          あたりは思っていたより柔らかい印象ですが、なんとなくモッサリした感じです。一枚皮を被っているというか。総じて路面からの情報がフィルターを通して減弱しているような感じを受けます。ダル、というのでしょうか。曲がりも同様で、MXTと比べるとキビキビと向きを変えるという印象が薄く思えます。 
                           
                           
                          シトロエンというと柔らかい、おっとりとしている、というような印象をもたれがちですが、実のところ柔らかいが曲がりはクイック、高速での直進性は矢の如し、というのが身上です。きびきびとした感じが薄まったのは少々残念ですが、直進性はかなり安定感があり、ぬうわkm/h程度の巡航では結構安心して走れます。通勤等で高速道路の利用が多いのでこれはありがたいです。 
                           
                           
                          ウェット時の排水性、安定感も不満なしです。何となく、一回り大きなタイヤを履いたような印象(一クラス上というわけではなく)で、全体的にクルマそのものが少し重くなったような感じで、ただでさえシトロエンが作ったゴルフと形容されるZXがよりいっそうVWゴルフに近づいたような感じです。 
                           
                           
                          あとは、うたい文句のロングライフの経済性、がどの程度のものか、経年劣化はどうかということを見ていきたいと思います。 
                           
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