目的にドンピシャ
村上様金沢の00キです。 HPいつも楽しく拝見させていただいています。あれやこれやと参考になる話題が多く、大変助かっています。さて、この度我が家で一番のやんちゃ車のタイヤを履き替えましたので、ブリーフインプレッションをお送りします。交換後、5000km程度での印象です。
昨年、東京の某マセラティ専門店から購入したQP-V6です。購入当初からタイヤは要交換の印象でしたが、じきに冬になることもあり春まで見送りました。冬場は雪がない時だけ時々乗る程度。春になり、タイヤの履き換えを検討しました。第一候補は純正装着のパイロットスポーツでしたが、予算的に余裕がなく代替候補を探し出しました。ピレリPゼロNero、ポテンザ01、そしてパイロットプライマシーです。
プライマシーだけが明らかに路線が違います。もともとかなり急激なトルクの出方をする車であり、真っ当に考えればよりハイグリップのタイヤに流れたくなるところです。ですが、じっさい限界特性まで試すなどという乗り方が出来るほど、私の運転技術は高くないので、ココは一つよりバランス志向のタイヤを試してみようかなと思った次第。
粗い乗り心地の改善に少しでも寄与できるタイヤ・・・車の購入ショップに訊いてみたところ、プライマシーとの相性は案外悪くないとの事。他の候補より有意に安価だったこともあり、購入に踏み切りました。
さて、その印象です。ギリギリの走りをしていませんので、限界域の特性がどうしたというようなことは分りません。車の雰囲気にどれだけあっているか、自分が求めたようなマッチングであったかどうかがポイントです。
乗り心地ですが、よくなりました。もともと、4枚ドアを持っていながら中身はじゃじゃ馬スポーツカー、ボディ剛性は緩く、ハーシュネスもキツめ。その乗り心地を少しでもマイルドに出来ないか、というのが目的でしたので、ドンピシャといえます。
じつはプライマシー自体は、以前にSAABクラシック900で経験済みでした。高速域での安定感、曲がりの軽快感、適度にスポーティなフィール、ドライ時の曲がりウェット時含めた実用域での充分なグリップという印象を持った好きなタイヤだったということも、今回選んだ理由の何割かを占めているかとは思います。
280馬力というハイパワーが急激に出る、という特性のへの装着でしたが、実用域+週末のお楽しみというハードではない使用環境にはとてもよくマッチしたタイヤと思います。高速道路での通勤が多い使用環境ですので、プライマシーの高速安定性には重宝しています。
あらためて、プライマシーというタイヤはいいタイヤだなぁ、と思った次第。ただし、峠志向の方には向かないと思いますが。
|
|