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2003.11.12
車種 スバルインプレッサSTi
新規購入タイヤ ピレリ P-Zero Rosso 225/45ZR17
購入場所 村上タイヤ(通販)
 
幅広い車種に対応し、かつ快適性、安全性を兼ね備えたタイヤ

以前、ピレリロッソの購入で大変お世話になりました00の0藤です。その節は、いろいろご親切にしていただきありがとうございました。交換後、走行距離も2000kmキロを越えましたのでインプレッションをメールさせて頂きます。

インプレッサの新車装着タイヤ(BSポテンザ)は、ドライ重視の設計のため、グリップ力は抜群なものの、硬いサス設定とあいまって、道路のうねりは拾うは、高速道路のつなぎ目では跳ねるはで、最悪の乗り心地でした。そこで、タイヤ交換を交換すれば、ある程度の乗り心地の改善出来るのではないかと思い、各社メーカーのカタログ等で、「適度なグリップ力と快適性を兼ね備えた高性能タイヤ」を探しました。

ディレッツアや、ポテンザS-03、パイロットスポーツも検討しましたが、ピレリP-Zeroロッソに決めたのは、同じインプレッサの特別仕様車も標準採用していたことと、スポーツ性能と乗り心地を両立した設計で、さらに輸入タイヤの割に手ごろな値段だったという点でした。

装着から2000km程度走りましたが、村上さんのアドバイス通り、乗り心地は大きく改善しました。まず、一般路を走っているときの感覚が非常にスムーズで、ワンダリングもかなり減少されました。コンパウンドも適度な硬さで、突き上げ感も少ないですし、ウェット性能も高く雨の日も安心してハイペースで走れます。

また、タイヤが届いた時にサイドウォールを触ってみたら、以外に柔らかかったので、横の荷重に対してはポテンザより劣るのかなと思いましたが、ほとんど大差ありません。

絶対的なグリップレベルは落ちるのでしょうが、曲がる時の感覚は、強引さがなくなり、ナチュラルなフィーリングになったと思います。(舵の感触はわずかですが軽くなりました)また、フロント・リアのLSDの効き方もマイルドになり、LSDがつながった時に感じるキックバックが柔らかくなりました。

あと、これは意外だったのですが、ブレーキング時の停止距離がかなり短くなりました。ポテンザでは、普通にブレーキを踏んで止まろうとしてもズルズル滑り、狙った所で止まれなかったのですが、ロッソにしてからは同じ操作で、余裕を持って止まることができます。

結論を言うと、ポルシェ・フェラーリが標準採用している通り、重量サルーンから、4WDスポーツまで幅広い車種に対応し、かつ快適性、安全性を兼ね備えたタイヤなのではないかと思います。
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