セルシオの30系は純正タイヤでないと車の性能が発揮できない?
新車で購入して純正のタイヤから静かなタイヤヨコハマDNA dBに交換して試してみました。換えて直ぐには「大して違いはないなあ」という印象でしたが、慣らしが終わればいいかなと思いそのまま乗ってました。
ところが、気が付くとワンダリングがかなり激しいのです。例えば交差点前の僅かなワダチでもハンドルは90度以上回転してしまいます。ヒドイ場所になれば180度回転して対向車線へ飛び出すのでは?と思うほどです。良くシャコタンした場合片手運転ができないくらいワンダリングが激しい場合がありますがそれと同じくらいでした。
トヨタへクレームを付けたが、アブソーバー、バネ新品交換しましたがそれでも変わりませんでした。次にトヨタ自動車から直接技師が来て乗っていただいたのですが最終的にはトーイン調整でタイヤの影響を与えないようにセッティングをしたまでで終了しました。もちろん改善まで至っていません。
技師の説明によると「タイヤの特性が車とは合わないため、 DNA dBのデザインは肩を張ってるためワダチに反応しやすい」という結果に。。。残念でした。仕方なく純正タイヤへ戻すとハッキリとDNA
dBの違いが分かりました。静粛性及び乗り心地は純正の方が良いです。静粛性についてはDNA dBもかなり静かですが僅かに純正の方が静かです。おそらくこの違いはセルシオユーザーにしか分からない範囲かもしれません。次に乗り心地ですが、純正の方が優しく感じました。
しかし、雨の日、高速道路はDNA dBの方が安全に運転できます。セルシオの30系は純正タイヤでないと車の性能が発揮できない?デリケートな車のようです。
【このほかにも次の事を試しました。】
1)タイヤをピレリーP-Zero Rossoに履き替えて半年走りました。結果は幾分直進性を確保できましたが、やはり片手運転は厳しい道も多いです。
2)P-Zero RossoでサスをAタイプ(erより柔目の純正サス)のアブソーバーとスプリング交換しました。結果は同じでした。
余談ですが、P-Zero Rossoの性能は素晴らしいですね。静粛性と乗り心地は純正よりやや劣るものの決して悪い印象はなく、雨の日の安定性と走行性能は素晴らしいと感じました。サスの問題が無かったらP-Zero
Rossoをずっと履きたいと思いました。
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