総じての印象は悪くない
To:村上タイヤ様
2003年9月6日にプレセダ購入で相談メールを差し上げたHMです。
今日(2003年12月18日)降雪に備えてスタッドレス・タイヤに交換しましたので、1.600km走行したプレセダのロード・インプレッションを報告します。
注*
1).ロード・インフォメーション重視でタイアのエア圧は指定より高くしてあります。フロント:2.0⇒2.5s/立方cm
リア:2.0⇒2.3s/立方cmm (乾燥窒素ガスを充填)
2).アルミホイールは純正15×6.0JJ 46mm(重量6s)⇒15×6.5J 45mm(重量4s)
3).フロントにストラット・タワー・バーを装着
経緯:
プレセダ装着の前に付けていたエグザルトも走行距離約20.000kmを経過し、ハンドリング、グリップ性能は満足していましたが、荒れたコンクリート舗装の高速道路でのロングドライブでロードノイズが気になる様になりました。
そこで、新タイヤとしてダンロップの「ディレッツア」とミシュランの「プレセダ」を候補に上げたのですが、村上タイヤさんのアドバイスに従いミシュランの「プレセダ」を選択しました。
ロードインプレッション:
エグザルトに比べて、ハンドルの中央不感帯が広くなりました。サイドウォールが柔らかくなった為と思われますが、直進性維持の微小舵角量も多少増えましたが、気になるレベルではありません。
エグザルトは車を操作しているとの感覚がダイレクトで、ロード・インフォメーション量も多く、眼で路面変化を確認しなくても、ハンドルから伝わってくる情報で、どのラインを走行しているかが明確に分かりました。例えば路肩に寄ると、路面のゴミ、側溝蓋との境目等の路面の細かな凸凹が明確に分かりました。
プレセダはこれらのインフォメーションが少し希薄になりましたが、乗り心地とロードノイズが少ない事が大きな特徴でしょうね。
高速での時速100kn/h程度の急速レーンチェンジは穏やかに操作しないと、ロール量の増加と揺れの収束が遅い事から、少し恐怖感が増えました。高速のレーンチェンジは圧倒的にエグザルトですが、もう売っていません!
旧モデルのMXV3-A(ジャパンチューニング)と同じ感覚が甦ってきました。法定速度100kn/hの日本では、高速直進性を犠牲にして、乗り心地優先にするのは止むを得ない事ですね?
プレセダのパフォーマンス・マークにはドライグリップが謳われていますが、これは明確にエグザルトより優れていると思います。走行距離20.000kmを越えたエグザルトが多少不利かもしれませんが、カーブした橋の継ぎ目に設置してある鉄板上でエグザルトははっきりと横滑りしますが、新品のプレセダは全然滑りません。
雨道の市街地走行はエグザルトとより劣ると思ったのですが、余り差異を感じませんでした。
総じての印象はヨーロッパ生まれのエグザルトのスピリッツを少し日本向きに変更したタイヤで悪くはありませんが、エグザルトよりの性能を求めるならパイロット・スポーツを選択すべきと思いました。
最後に当初の目的のローノイズ性は合格点でした。しかし、快適過ぎてロード・インフォメーションが希薄でエアーが抜けてタイヤが異常扁平になっても分からない国産車?・国産タイヤ?とは明らかに違いますので、国産某コンフォート・タイヤ並の快適性を期待するのは無理と思います・・・私のコメントは歴代ヨーロッパ系タイヤ内(ミシュラン、ダンロップ、ユニロイヤル)での判断です。新車装着タイヤ以外は国産タイヤを買った事がありませんm(__)m
PS:交換したエグザルトは溝がゆうに5mm以上残っていましたので、友人の車(ランサーセディア・セダン2WD)に譲りましたが、純正のアドバン
A-460 195/55R15 84Vと差が無いと言っています??彼は車に興味が無く、単なる移動手段としていますので、正しい評価かどうかは疑問がある所です。
アドバイスありがとう御座いました。 |
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