点数を付ければ92点
こんにちは。山口在住の00です。
装着後3.000kmほどいろいろな条件を走行してみたので、報告させていただきます。
今回タイヤと一緒にホイールも一緒に交換したので、ホイールが変わった分(サイズアップしかし軽量商品)の印象も含まれると思います。読まれる方はそれも含めて参考にしてください。
前のタイヤは前ユーザーから入手した時についていた純正鉄ホイール+ダンロップのルマン(185/60R)でした。古くなってグリップはしなくなるし、乗り心地も悪くなる。とうとう直進安定性も悪くなってきたので交換することにしました。
私の走り方は、サーキットや峠を攻めることはいっさい無く、ほどよいワイディングでNA6のきびきび感を楽しむという感じです。また移動の手段としても使ってます(通勤、買い物、小旅行)。パワーステアリングがついていないので、低速時のハンドルがあまりに重くなるとイヤというが奥様のご希望もあります。
そこで、
1.絶対的なコーナリングフォースよりも、ハンドルを切ったときの反応が素早くリニアに出てくる。
2.高速での直進安定性や乗り心地、雨天性能はそこそこほしい。という希望を村上タイヤ様に伝え適当なタイヤをアドバイスしてもらいました。
結果からいうと、奨めて頂いたミシュランパイロットプレセダは92点を付けることができると思います。
まず、換装後驚いたのが、低速でのステアリングが軽いということです。いままでついていたのが60タイヤなので、タイヤ剛性や接地面積を考えると、ステアリングはやっぱり重くなるだろうなあと思っていたのですが、積雪時にはいているスタッドレスより軽いくらいです。その上、乗り心地が数段あがりました。いままでギャップを超える際にはドンというショックがありましたが、交換後はバネ下がきれいに路面をフォローしショックを吸収している感じです。
また、ロードノイズも少なくなりびっくりしました。 コーナリングですが、さすがにガリガリのスポーツタイヤほどのレスポンスはないようです。以前ポテンザのRE71を履いたRX-7に乗っていたので、それと比較するとサイドフォースの立ち上がりはマイルドです。でも定常旋回に入った後のグリップはしっかりしたもので、同時にレインコンディションでも急に滑り出したりしない感じが安心できるものだと思いました。
何だか魔法みたいに性能が良いタイヤだなぁと思っていたのですが、2点マイナス側の特性があることがわかりました。
一つ目は、
路面の荒れ具合がある程度以上になると急にロードノイズが巨大になるということです。冬季積雪でチェーンに削られた雪国の道といった程度の荒れになると、とたんに「ゴーーー」という荒れた音が増大し、びっくりしました。
もう一つは、
道路の横傾 斜やわだちの掘れ具合が一定以上にひどくなると急にハンドルを取られるという傾向があるのです。普通のコンディションでは全く問題ないので、ちょっと不思議な気がします。まあこれは以前装着のタイヤできびきび感を出そうとしたサスセッティングに今のタイヤが過剰反応しているのかもしれません。
耐磨耗性はまだわかりませんが、村上タイヤ様のお薦めのように「バランスのとれたスポーツタイヤ」がほしい場合にぴったりではないかと思います。
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