以前DNA GPについて、拙いインプレションを掲載して頂きました。
今回、同じヨコハマのその後継タイヤであるDNA S.driveを選びました。 装着して既に500km以上走っております。
以前装着していたタイヤDNA GPとの相違を踏まえ、感想を展開したいと思います。
●まず最初に感じたのは、ロードノイズの低減です。
純正に装着されていたアドバンに比較すると、確かにDNA GPのほうが抑えられてはいました。が、今回のS・driveはそれ以上にマイルドです。
例えて言えば、「ドコン!」という感じから、「ドコ」という極力突き上げ感を抑えた感じです。
●それでいてグリップが落ちるということはありません。
むしろ、DNA GP以上にグリップを感じます。 それもやたらにグリップが効くというのではなく、効いてもらいたいときじわっと効くような感じです。
●また燃費がさらに良くなりました。
DNA GPの時もかなり向上したのですが、S・driveはそれ以上です。 今は暑い時分なので、エアコンは欠かせません(注:投稿時は真夏)。
エアコンをフルにかけている時でも、DNA GPの時はリッター7.5kmいくか、いかないかでした。 S・driveはそれ以上に走り、私の運転では大体リッター7.7kmくらいまで燃費が向上しました。
アクセルを戻し、速度に任せて車を転がしていると、DNA GP以上にタイヤが転がっていることが実感できます。
燃費の向上はその恩恵かもしれません。
●ただ気になるのは、路面からの情報に関して、S・driveはやや鈍さを感じます。
しかし不満に思うレベルではありません。 飽くまでもDNA GPと比べて、というレベルです。
総じてこのタイヤは、DNA GPの性能を確実に発展向上させたタイヤであると言えるでしょう。
走るのに極力不快な突き上げ感を抑え、そこそこトルクや最高出力が高い車にふさわしいグリップを有しています。
通勤やストリートのみの走行なら、大変満足度が高いタイヤだと思います。
最後にこのタイヤを選択するにあたり、村上タイヤさんに相談を致しまして、有益なアドバイスを受けることができました。
この場を借りてお礼を述べさせていただきます。
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