PS2からパイロットスポーツ3に履き替えを考えている方は多いかと思い、まだ数百キロしか走っていないので拙速ですがインプレッションお送りします。PS2に比べると、パイロットスポーツ3は乗り心地が良くパターンノイズが少ないプレミアムタイヤに感じます。ドライグリップは多少PS2が上かもしれませんが、今のところ公道で容量不足は感じません。ホイルに組む前に確認したところ、前輪は09年末のタイ製、後輪は10年初めのフランス製でした。

■ルックス
パイロットスポーツ3はリムガードが広く張り出してるためか、角ばって見えますが、タイヤとホイールにはやさしいと思います。サイドウォールの表示は各々が必要かどうかは別にして多すぎ。ビジー過ぎて大事な情報が見つけにくい。

■静粛性
PS2は街中の舗装路面ではパターンノイズが大きく、エンジン音等はあまり聞こえなかったです。パイロットスポーツ3はエンジン音と排気音がはっきり聞こえます。さすがに10年落ちのCクラスなので、パイロットスポーツ3にしたとたん車内のきしみ音が逆によく聞こえるようになりました(笑)。

■乗り心地
パイロットスポーツ3は、路面と車の間にむちっと空気が詰まっている感触があり、当たりが優しいです。車の姿勢変化などの基本的な性格は余り変化無く、ミシュランらしいフラットな乗り心地を楽しめます。

■ドライグリップ
ターンイン後アクセルオンしたときに、パイロットスポーツ3のほうが後輪が早めにじわっと大きく張り出しますが、その動きは漸進的でコントローラブルです。

■がんばれ日本ミシュラン！
パイロットスポーツ3の後輪の245/40R17ですが、欠品になりそうという話を店頭で聞きました。珍しいサイズじゃないですよね。欧州から船便で運んで国内在庫するのは大変かもしれませんが、日本ミシュランもっとちゃんと需要予測して欲しい。タイヤは、ブランドビジネスだと思うのですが、フラッグシップモデルの発売直後に欠品が相次ぐようでは・・・・　　長い目で見てビジネスチャンスを逃しているのに気付いて欲しいです。