前回P6000とプレイズでインプレッションを書かせていただきました。
クルマはショック交換(カヤバニューSR)してあり、郊外、山間部を主に走ってます。P6000は当初快適な乗り心地とハンドリングが気に入っておりましたが磨耗後期になり騒音がひどくなりスリップサインを待たずにヨコハマ・S-driveに交換。交換後2000kmのインプレッションです。
ハンドリングは特に向上しており、P6000で気になったセンターの甘さが無く、やや重くなった操舵力とあいまって切り出しからシャープで接地感があり、ステアリングの戻りも早くなりました。グリップは直進時に「ヒー」と言うかすかな音がありカーブに差し掛かると音がさらに大きくなり、スキール音のように聞こえます。前2種と比べると特にグリップは際立っていませんが公道では十分でしょう。
ウエット路面でも水はけがよく安心して巡航できます。直進性はプレイズの様にビシッとしてなく、むしろP6000の様にまったりとした感触に近いですが、ワダチに取られにくく良好です。乗り心地は、コンフォート系のP6000に比べると硬めで特に40〜50km/h以下だとゴツツキますが速度を上げればフラットライドになり、路面の継ぎ目の振動も気になりません。
パターンノイズは磨耗後期のP6000よりは静かですがやはりコンフォート系に比べれば大きいです。不快では無いというレベルでしょう。エコタイヤと言うことで肝心の燃費は特に良くなったという感じは無いですが(0.3〜0.4km/l上がったくらいなんで誤差の範囲かもしれない)アクセル戻しても確かにタイヤがコロコロ転がってく感触はあります。接地感があるのにこの感触は不思議です(笑)。
スポーツタイヤ候の適度な緊張感を持つ乗り味と燃費に響かない転がり抵抗の無さと言うことで日常ユースでは結構楽しめれるタイヤと思います。ただし、ヤル気満々のトレッドパターンとゴツいリムガードはノートにはチョッと似合わないですかね?(笑)
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