村上タイヤ様
神奈川県の○中と申します。
今回、タイヤ交換に際して、御社のHPを参考にしました。
このようなサイトがあったことを知らなかったので、ネットで見つけた時は、大変興味深く拝見しました。
タイヤインプレッションに投稿しようと思ったのは、今回購入したBSのポテンザRE-01Rについて、情報が少ないのではと思い、お送りした次第です。(素人では、参考になりませんが。)雑誌やメーカーのHP、パンフレットからでは、限れたよい情報しか得られないので、このインプレッションはとても参考になります。今後も、是非続けて欲しいと願っています。
さて、私の車は、ランエボ7GT−Aです。純正タイヤが4年目となり、走行距離は、約17,000キロでしたが(山はまだありましたが)、サイドにヒビ、クラックが入り、表面も硬くなり、ロードノイズも大きく感じたことと、近所の○○ピットの店長さんから、「このタイヤでは、雨の日の高速で危ないよ」と言われたので、交換することにしました。
その前から、タイヤのヒビが気になっていたので、交換しようと思っていたので、いろいろと候補を検討していました。車は、特にどこにも手を入れてません。足回りもエンジンもすべてノーマルです。もともとスポーツ嗜好の車ですから、装着タイヤは日本の各メーカーのスポーツタイプを候補としました。
POTENZA RE-01R
POTENZA RE050
ADVAN Neova
DNA S.drive
DIREZZA DZ101
SPORT Z1
PROXES T1R
外国メーカーを候補にしなかったのは、単にMade in(by) Japanにこだわっただけです。
走りと乗り心地は、二律背反です。車の性格を考えて、スポーツではあるが、家族で乗りますので、乗り心地の良いものをプライオリティに考え、値段も安いものと思い、当初は、通販で購入しディーラーで装着しようとしました。性能と値段からすれば、格の違いはありますが、NeovaとDZ101を考えました。ディーラーでエボを乗っている人はNeovaにしている人が多いと聞き、あまり寿命を気にすることもないので減りが早いと思われるNeovaでもいいかな?と。
せっかくエボなんだから(ATですが)音とか乗り心地よりも、走りと割り切ってもいいのかなと考えました。一方DZ101のインプレッションも見ると、良いとの評価が多く、この2者で迷いました。この段階では、BSのタイヤは価格の面で候補には考えておりませんでした。
その後、時々行く近所の○○ピットでタイヤ交換を進められたので、店長と相談したところ、BSは比べれば価格は高いけど、その分損はしないと思うと熱く説得され、値段も相談にのるとのお話でしたので、01R、050を検討しました。プレイズやBS店専売のRE750も見せてもらいましたが、どうも自分の好みとは合わないと思いました。050は、やはり価格的に高かったことと、エボなら絶対に01Rの方がフィットしますとのアドバイスで01Rに決めました。
購入する時に、店頭で他社の交換した廃タイヤをずらっと見せてくれたのもBSさんを選ぶ要因となりました。
結論は、01Rで大変満足しています。もちろん、他のタイヤを履いたわけではないので、相対評価ではありませんが、乗り心地、音も期待以上です。4年も履いたタイヤと比べるのはおかしいのですが、履き替えて乗った瞬間、新車時の感触を思い出しました。
さらに、曲がる時のハンドルの感覚がとても軽く自然に車が曲がっていきます。車体の剛性が上がったような感覚です。直進は、とても滑らかで、舗装の良いところではレールの上をぐっと走っていく感じです。運転が楽になりました。イメージ的には(実際は)、運動性能に振ったタイヤですが、街乗り、普段乗りでも大きな不満はありません。確かに路面の悪いところ、段差のあるところでは、タイヤの硬さを感じますが、純正のタイヤよりも当りが少し柔らかめに感じます。
ウェットは、評判ではあまり良くありませんが、車が4WDと言うこともあり、常識の範囲では、不安はありませんでした。まだ、走行距離もあまり乗っていませんので、これから経年の変化や性能も機会がありましたらお知らせしたいと思います。
普段ちょい乗りしかしない家内も、タイヤ交換後、車が軽くなって運転が楽になったと、車にほとんど関心のない人でも違いが分かったようです。
私は、別にサーキットを走ることはなく、いわゆるここまでの高性能なタイヤは必要ないのかもしれません。でも、気軽に走りの感覚を気軽に楽しみたい、車の運動性能を少しでも高めたいと思う方には、よい選択肢ではないかと思っています。
不満点を言わせてもらうと、サイドのデザインとやはり音でね。サイドのデザインは、店長はかっこいいと言っていましたが、私は、NeovaやDZ101の方が好みです。音は、現状でも大きな不満ではありませんが、二律背反を是非技術で克服して欲しいとの願いで、静かなスポーツタイヤの開発を目指してもらえればと思っています。
「たかがタイヤ、されどタイヤ」車の乗り心地、運動性能、音がこれくらいタイヤで変化するものか、あらためて実感しました。
最後に、村上タイヤさんの今後の発展を祈念しております。
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