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2006.08.26
投稿日 2006年5月29日
車種 Audi A4 アヴァント 1.8t Quattro
新規購入タイヤ ミシュラン パイロット プレセダPP2 235/45R17
交換前タイヤ ミシュランエ パイロット プライマシー 235/45R17
購入動機 35,000km走行し純正のプライマシーが磨耗したため。
選択理由 プライマシーがプレミアムコンフォートという割にはノイズ、硬さが強くまた値段も高いため同じミシュランの少し安めのプレセダにした。
購入金額 ¥65,200(本体+送料など)
購入場所 Yahooオークション
そこで買った理由 とにかく安かったことと製品が比較的最近モデルチェンジしたため製造年週がそれほど古いハズがないと思ったため。
購入後かかった費用 ¥9,400(はめ換え、バランスなど)
 

拝啓 村上タイヤ様、

いつも貴店主催のサイトを拝見しタイヤに対する深い造詣と熱意、商売抜きで運営されている姿勢に感服している者です。

神奈川県在住のため遊びに行くと言うわけにもいかず大変不躾ですが読者の皆さんの少しでも参考になればと最近履き替えたタイヤのインプレを投稿させていただきます。

標題にも書きましたが標準のプライマシーはコンフォートとはとても言えないゴツゴツ感で硬い印象でしたただ、クルマのサスペンションはやはり純正で他の一般的なモデルよりも20mmほど車高の低いスポーツミッションでこのミッションとのマッチングの影響もありそうでした。そこでもっとコンフォートを狙い
ブリヂストンGR8000
ダンロップVEURO,
ヨコハマdB Euro
なども候補にいれましたがGR8000は高価、他はやはり腰砕けの可能性と結構高価なことからリスクが高いので諦めました。

その昔VWコラードに乗っているとき純正のダンロップ・パフォーマのしなやかな乗り心地に感動したものの1万kmでフラットスポットのようなゴトンゴトン音がでてすぐルマンに換えたところ全然曲がらない怒涛のグニャグニャハンドリングに悩みクルマを売ってしまった経験を思い出し、いろいろ悩んだ末プライマシーよりやや低グレードでありながら評判は悪くないプレセダがモデルチェンジしたこともありミシュランパイロットプレセダPP2の購入を決めました。

もともとAudi A4はクワトロの名のとおりフルタイム4駆でFFに対して約100kgの重量増でターボとはいえ決して高トルクではないエンジンと相まってやはりハンドリングもダルで以前乗っていたFRのアルテッツァとは比較にならないグニャグニャ感です。プレセダはミシュランによれば一応スポーツスタンダードと銘打っていることからグリップ力にクイック感を期待できそうで、その点マルなのですがもしコチコチに硬く、騒音グワーッでは乗り心地がスポイルされることになり諦めざるを得ないなあ、と思っていたところ売り文句が静粛性となっており矛盾してないかなと思いながら騙されたと思って購入しました。

確かに静粛性はプライマシーよりかなり高くグリップ、ハンドリングはスポーツタイヤというにはグニャグニャ感の強いものですがプライマシーと同等程度のレベルはあると思います。静かにまっすぐの道を70〜100km/hで走行するには最適のタイヤではないでしょうか。乗り心地がプライマシーよりかなり良く、ただコーナーでは剛性感が多少劣り、その分静粛性と乗り心地に寄与しているものと思われます。

結論として、まだ走行距離が少ないので耐久性はわかりませんが、街乗りが多く、一般国道をかるーく流す程度、プラスたまに高速に載るような使い方ではコストパフォーマンスも含め「ワン・ノブ・ザ・ベスト」と言えると思います。

峠を攻めるたり、急発進、急ブレーキ、急ハンドル派には薦められませんが、特に欧州車でロープロファイルタイヤが純正になっている高剛性セダン、ワゴン車を所有する常識ある一般人で少しはコスト意識のある方には限りなく薦められるタイヤかと思います。また、当然国産のスポーツセダン、ワゴン車などでサスペンションの硬いクルマにも薦められます。

以上新品交換後スポーツ走行らしきことは全くしておりませんのでその辺はまだまだ可能性を秘めていると思います。今後もう少し走りこんでからまたレポートできればと思っております。

神奈川県 M井

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