Grid-2のちょびっと上、たいして変わらん
Grid-2を続けて履くほど気に入ったわけでもないので(参照下さい）、またいろいろと店を見て回りました。いままでの「タイヤ館」では、ブリジストンしか置いていませんから。候補にあがったのは、ダンロップFM901、RSV、ヨコハマM7R、NEOVAあたり。ファルケンやトランピオなども視野に入れました。いろいろな店で店員と話をして情報を集め、ハイグリップ群とはやはり価格に開きがあるので、最終的にはFM901とM7Rで悩んだあげく、店員の薦めでFM901にしました。曰く、「M7RやGRID2より半クラス上。M7Rは最初はいいが、性能落ちが激しい。」という事でした。事前にHotVersionというビデオマガジンでこのクラスのタイヤ比較を見ていたので、「半クラス上」というのには眉に唾して聞いていましたが。
はたして「半クラス上」だったかというと。やはり、同じ値段でそんなおいしい話はありません。GRID2の１クラス上がポテンザならならば、FM901は、お世辞で言って、GRID2のちょびっと上です。「たいして変わらん」ってのが正直なところ。まあ、GRID2よりは若干スポーティ方面に振ってはありますが、明確な性能差があるかというと、疑問なところです。ちなみに、シビックＲの場合は、GRID2よりコーナー進入のオーバーステア傾向が若干強くなりました。荷重が抜けたときの粘りがないせいだと思いますが、車の特性的には多少面白くなりました。
普段の性能はと言いますと、まず、直進時の手応えのなさが気になります。 特に高速域で顕著で、最初の頃は、フロントが浮き上がったような感触が怖いくらいでした。空気圧が高いとさらに顕著です。これは、溝が減るに従って感じなくなってきたので、パターンによるもののような気がします。もしかしたら自分が慣れただけかも知れませんが。
ウェット特性も特に問題はありませんが、GRID2のような安心感がないのは、もともと接地感に乏しいせいでしょうか。やや滑り出しがわかりにくいきらいがありました。ただ、５分山くらいになると、今までになく手応えが良い感じになり、安心感がありました。それより減ると、今度は本当にウェット性能が落ちてきてしまいましたが(笑)。
静粛性についても、特筆するところはありません。ノイズの質が違う気がしますが、GRID2と同レベルです。
耐摩耗性は、割と持つ方な気がします。次の履きたいから早く減らないかなーとか思っちゃってますが。(^^;
総じて、これまた普通のタイヤですね。クセがあるぶん、GRID2より面白みはありますが、逆に言うとGRID2の方がよくまとまっています。
あと、割と、見かけが格好悪いと思うのは私だけでしょうか？(笑) パターンにしろ、サイドウォールのでっかい「DUNLOP」にしろ。（誰かが書いてた「ブリジストンじゃないから」(笑)ってんじゃなくて、単に文字フォントが大きすぎ。）
「タイヤにする？デジタイヤにする？」次は「タイヤ」にしときます(笑)。
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