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                           価格とのバランスを考えれば、最高に近い  
                             
                            先に投稿いたしましたパイロットスポーツのパターンノイズが気になって仕方がなくなり (インプレ参照下さい)代わりのタイヤを探していました。 
                             
                             
                            さすがに1ヶ月のうちに2セットもタイヤを買うのは金銭的に相当厳しいですから、今回はよい評判だけではなく、悪い評判もよく調べました。 
                             
                             
                            最後までSP9000と悩みましたが、デジタイヤでないこと、価格が高いことなどから最終的にはディレッツァにしました。 
                             
                             
                            私が新規タイヤに求めていたのは、 
                            1.純正以上の静粛性 
                            2.直進安定性、耐ワンダリング性 
                            でした。 
                            耐摩耗性は冬場はスタッドレスを装着する関係で、2万キロももてばよく、グリップはRE010を鳴かすこともほとんどできないので、若干劣ってもいいと思っていました。 
                             
                             
                            ロードノイズ、パターンノイズは満足のいく静かさで、特にスムースアスファルトでは、タイヤの音は無視してもいいくらいです。さすがにスタッドレスタイヤほど静かではありませんが、スポーツタイヤということを考えれば、十二分だと思います。 
                             
                             
                            グリップは初期から最高で、ステアリング切った瞬間にクルマが反応します。また、コーナリング中もまるでクルマ自身が自分で曲がっていくかのような感じで、ステアリングをしっかり握りしめる必要がありません。あいにくウェット性能はまだ試せていませんが、この分なら心配はいらないと思います。 
                             
                             
                            かといって直進安定性が悪いわけではなく、高速でもしっかり真っ直ぐ、安定して走ります。距離を重ねたRE010とは大違いです。さすがにパイロットスポーツには劣りますが・・・。 
                             
                             
                            耐ワンダリング性は今一歩です。ちょっと大げさに路面のギャップをステアリングに伝える感じがします。それでもよほどの轍でもない限り、神経質になるほどではありません。 
                             
                             
                            展示されているタイヤのサイドウォールを触ったときは、相当に堅く、乗り心地の悪さを心配しましたが、これはいい意味で裏切られました。空気圧を標準に保っている限り、「堅い」というよりは「しなやか」という感じで、道路に穴ぼこでも開いていない限り、タイヤとサスペンションでうまくいなしてくれます。 
                             
                             
                            贅沢を言えば、さらにもうちょっと静かだと良いのですが、価格とのバランスを考えれば、最高に近いと思います。満足度の高いタイヤ交換でした。 
                              
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